「食べ方で育ちが分かる」とよく言われますが、残念ながら育ち云々だけでなく、普段の暮らし方や日々の心掛け、これまでの人生で培ってきたものが食べ方と立ち居振る舞いに現れます。

何故ならば、お箸の持ち方やナイフとフォークなどのカトラリーの使い方を心得ているか否かだけでなく、お食事の目的を理解し、その場の雰囲気に合った立ち居振る舞いが出来ているかどうかを浮き彫りにするのが、テーブルマナーだからです。

また、テーブルマナーには二つの大きな心遣いの柱があります。

一つは、一緒に食事をする人が気持ちよく過ごせるようにという心遣いです。

そしてもう一つが、食材や料理を作ってくれた料理人、お店の方など、食事に関わるすべての人への感謝の心から生まれた心遣いです。

テーブルマナーの項目全てが、この二つの心遣いに基づいており、
だからこそ、お作法云々を知っているかどうかではなく、私たちの生き方そのものを映すのです。

テーブルマナーを学び、いつ、誰と何処に行っても安心♪
「食することに心から感謝をし、同席者の方達と愉しいひと時を共にする」そんな前向きな姿を思い描き、レッスンにご参加いただけますと幸いです。